アポロ計画捏造説#64 ハッセルブラッドカメラについての補足

アポロ計画捏造説#63 では、 NASAの技術資料APOLLO-11 HASSELBLAD CAMERAS(アポロ11号のハッセルブラッドカメラ)を訳してみました。

今度は訳した内容について少し補足説明をしてみたいと思います。

各ミッションごとのハッセルブラッドのカメラ数 / マガジン数 / 撮影枚数
70mm カメラ数
マガジン数
撮影枚数
アポロ4号
1
1
713
アポロ6号
1
1
373
アポロ7号
1
9
531
アポロ8号
2
7
865
アポロ9号
6
(2つは私物)
11
1373
アポロ10号
2
9
1436
アポロ11号
4
9
1408
アポロ12号
7
(3つは私物)
14
2119
アポロ13号
4
(2つは未使用)
5
604
アポロ14号
4
14
1338
アポロ15号
5
19
2640
アポロ16号
4
22
2801
アポロ17号
4
23
3581
参考URL
Apollo Image Atlas - 70mm Hasselblad Image Catalog

注意
#63 NASAの技術資料APOLLO-11 HASSELBLAD CAMERAS(アポロ11号のハッセルブラッドカメラ)を訳してみました ではアポロ11号で使われたハッセルブラッドカメラは3つと書かれていましたが、ここでは4つとなっています。


月面で利用されたカメラは12台
月面で利用されたのは500ELを特別に改造したEDC(エレクトリック・データ・カメラ)というタイプなのですが(ハッセルブラッドのHをつけてHDCということもあります)、これは12台となっています。
12台のカメラは月面上に投棄されました。積み荷を軽くするためです。(ハッセルブラッドEDCの重量は25kg)
アポロ15号で使われたカメラが競売にかけられたニュースが2014年にありました。ジェームス・アーウィンが使用したこのカメラは雨の海(Mare Imbrium)の腐敗の沼(Palus Putredinis)という高地にあるハドレー谷(Hadley Rille)付近で299枚の写真を撮影しました。フィルムマガジンが詰まったため、例外で持ち帰ってきました。
アポロ15号が月から持ち帰ったとされる
ハッセルブラッド・データ・カメラ
(画像:Westlicht)

注意
アポロ15号のカメラが月面で投棄されたという12台の中に含まれているのか、それとも合計13台なのかは公式な情報がなく、分からなかったです。(※後付けで出してきただけの可能性もあります。私はねつ造派だからそれでもいいです。)

参考URL
http://wired.jp/2013/07/27/apollo-hasselblad/
https://en.wikipedia.org/wiki/Hasselblad#Hasselblad_cameras_in_space
http://newatlas.com/apollo-15-camera-auction/30692/


望遠レンズはアポロ15号から
アポロ15号から500mmの望遠レンズが追加されました。
望遠レンズ付きのハッセルブラッドデータカメラ
(画像:NASA)

参考URL
https://en.wikipedia.org/wiki/Hasselblad#Hasselblad_cameras_in_space


その他のカメラ
月面にまで持ち込まれたことでハッセルブラッドのカメラが大きくクローズアップされていますが、司令船ではニコンのカメラが使われたりもしました。

また月面では次のようなカメラも使われました。
  • アポロ月面クローズアップカメラ(ALSCC)(アポロ11号、12号、14号)
  • 月地形探査カメラ(アポロ14号)
  • 遠紫外カメラ(FUVC)(アポロ16号)

参考URL
http://www.ninfinger.org/karld/My%20Space%20Museum/apollocams.htm
http://www.ninfinger.org/karld/My%20Space%20Museum/alsep01b.htm#alscc
http://www.lpi.usra.edu/resources/apollo/catalog/alscc/


マウラー社の16mmフィルムカメラもあるのですが、それは次まとめようと思います。

アポロ計画捏造説#65 につづく

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