アポロ計画捏造説#75 LROの疑惑

アポロ計画捏造説#74 では、NASAが打ち上げた月探査機LROについてまとめました。

次はLROの疑惑をまとめたいと思います。

既に #70 アポロ計画以降の月探査計画 でLROの月到達が偽装であることが分かっていますが、それ以外の疑惑をまとめます。

エルクロスの疑惑
エルクロスの月面衝突ミッションをもういちどまとめると下記のようになっています。
  1. 01時50分(UTC)にセントールはエルクロスと分離しました。
  2. 11時31分(UTC)にセントールは時速10000kmの速さで月面に衝突しました。
  3. 11時37分(UTC)にエルクロスは月面に衝突しました。
2つは直径100kmのカベウスクレーターに計画通りに衝突しました。

セントールは推力を持つエンジンを搭載していましたが、エルクロスの推進器は姿勢制御や軌道修正を行うスラスタしか持っていませんでした。

これらから次のことが分かります。

エルクロスの速度と距離 セントールはエルクロスよりも5分先に月面に激突しました。
セントールはロケットエンジンを積んでいたので、あらかじめ加速していたことになります。
両者とも月面に自由落下したので、垂直に落下したと考えるとセントールがあらかじめどれだけ加速していたかを算出することができます。

月の重力加速度: 1.63 m/s^2
時間: 5分 = 300 sec
セントールがあらかじめ加速していた速度: 1.63m/s^2 × 300sec = 489m/s

したがって、エルクロス月面衝突時の速度はセントールよりも 489m/s 遅い速度となります。

エルクロス月面衝突時の速度: 10000km/h(2700m/s) - 489m/s = 2211m/s(時速8000km)

セントール月面衝突時のエルクロスの速度はこの5分前の速度になるため、次の様に算出できます。

セントール月面衝突時のエルクロスの速度: 2211m/s - 489m/s = 1722m/s

これを用いてエルクロスの距離を算出します。

利用サイト: 等加速度運動(所要時間を計算)

パラメータ
加速度 a: 1.63 m/s^2
初速度 v0: 1722 m/s
到達速度 v: 2211 m/s

移動距離 d は 589,950 m (589km) が得られました。

同様にして、セントール月面衝突後20秒後の速度と距離は 1754m/s および 555,830m が得られます。

なお、これは垂直に落下したことを前提として算出していますが、斜めに落下した場合にはさらに速い速度、長い距離となります。

①LCROSS月面到達ミッション動画
動画説明はライブ映像(live feed)と書かれています。
9:00 で"Shepherding Spacecraft impact"と発言しているのでこれはエルクロスとなります。

逆算すると、動画の3~4分ごろにセントールが月面に衝突したことになります。

しかし、動画中セントールの衝突は発言されていません。

そして、こちらが高度約 600km の映像です。
引き続き動画を見れば分かりますが、これはありえません。

また、動画では1つの写真が拡大していくさまを確認できます。
本来ならだんだん精密な映像になるはずですが、だんだん解像度が悪くなります。

②セントール月面衝突20秒後のインパクト写真
上の計算結果より、エルクロスが高度約550kmから撮影した写真となります。
10kmのゲージは妥当な大きさに見えます。

エルクロスもセントールも同じカベウスクレーターに衝突しました。
カベウスクレーターは直径約100kmありますが、あきらかに上の動画とは別の景色です。

そもそもエルクロスはセントールのインパクトを観察するのがミッションでしたが、動画は全くそうなっていませんでした。

③2つの物体が自由落下で計画通りの同じクレーターに衝突できるか?
2つはそれぞれ時速10000km、時速8000kmで月面に衝突しました。
カベウスクレーターは直径約100kmありますが、10時間近く前に切り離され、途中加速処理もおこなってこの速度で月面にたどり着いたことを考えると、現実的に考えて無理があります。


LROミッションの月探査も偽装でした。

アポロ計画捏造説#76 につづく

参考URL
Wikipedia - エルクロス / セントール (ロケット)

1 件のコメント:

  1. 距離を稼げば不可能ではなくなります
    この場合分離時に必要な減速はわずか24メートル毎秒ですので、月の重力に抗える程度の推力でも事足りるでしょう

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