次はかぐやの疑惑をまとめたいと思います。
かぐやが使った技術「月遷移軌道およびスイングバイ」が架空のものであるため、既にかぐやの月到達が偽装であることが分かっていますが、それ以外の疑惑をまとめます。
月周回軌道投入操作
かぐやは月周回軌道に乗せるため、10月4日に月周回軌道投入マヌーバという操作を行いました。図の一番右上の操作です。
この操作では宇宙船(かぐや)を減速し、月を周回する速度(月の第一宇宙速度から第二宇宙速度の間)に調節しました。
地球周回軌道から月軌道へ投入するための軌道制御 JAXAのサイトより引用 |
月の周回軌道に宇宙船を載せるには、宇宙船は月の公転速度と一致させ、その上で月を周回する速度に合わせなければなりません。
つまり、宇宙船は月に対して加速操作をする必要がありました。
したがって、この操作は明らかに間違っています。
おきなとおうなの月面への落下
おきなは10月9日に切り離され、遠月点高度2,400 kmの月周回楕円軌道へ投入しました。
おうなは10月12日に切り離され、遠月点高度800 kmの月周回楕円軌道へ投入しました。
おきなは半年で月面に落下しました。反対におうなはその後数年間周回する見込みとなっています。
しかしおきなの方が大きな楕円を描いており、速度は速く、より強い遠心力を持っていました。外的要因がないのであれば、引力に引っ張られて減速し月に落下するのはおうなが先です。
したがって、この事実には矛盾があります。
おきなとおうなの姿勢制御
おきなもおうなも姿勢制御およびスラスタモータを持っていませんでした。したがって、切り離し時に無回転ならそのままだし、回転してしまったら回転されたままでした。そのようなことに対する対策なしに一切の不具合なく通信ができていたのは異常です。
高度100kmからの計測
かぐやは月面上空の高度100kmから観測を行いました。
月レーダーサウンダ (LRS)、レーザ高度計 (LALT)、スペクトルプロファイラ(SP)といった計測機器は電波やレーザーを月表面に放ち、反射して返ってきた波長を受け取って計測しました。
したがって、月面に対する機体の角度(姿勢)や回転を正確に把握し、、正確に真下に電波を放つ必要があります。
地球を周回する人工衛星では次のようにして姿勢制御を行っています。
地球大気中の二酸化炭素が放射する赤外線を検出することにより地球を認識し、地球の中心方向とのずれ角やピッチ角/ロール角を出力し、人工衛星の姿勢制御に役立ちます。
※NEC - 姿勢制御系装置 「地球センサ」 参照
月では大気がないため、同様の手法が使えません。
したがってハイビジョンカメラや地形カメラなどの映像データの傾きや動きから姿勢を判別するしかありませんが、100km上空の映像データではブレが大きく、正確な測定のための正確な姿勢の把握は不可能です。
真空の月面でのこのような測定は不可能です。
レーザー高度計(LALT)の観測の原理 JAXAのサイトより引用 |
マリウス丘の発見
かぐやはマリウス丘で次のような発見をしました。
月の表側にある嵐の大洋の西部にある「マリウス丘」に、直径65メートル、深さ80~90メートルの縦穴(マリウスヒルズホール)を発見した。穴に差し込む太陽光と影を分析した結果、この縦穴の下には、横幅370メートル、内高20~30メートルのトンネルが存在することが明らかになった。トンネルは、長さ数十キロメートルに及ぶ地下の溶岩洞窟である可能性があり、将来の月基地の候補になるという。
仮に高度50kmの高さから調査をしたとして、「直径65メートル、深さ80~90メートルの縦穴」の、「穴に差し込む太陽光と影の分析」から、「縦穴の下には、横幅370メートル、内高20~30メートルのトンネルが存在する」ことを発見することは不可能です。
しかも、該当の記述のソース資料は削除されており存在しませんでした。
地形カメラ(TC)の立体視の仕組みを参考に載せておきます。
地形カメラ(TC)の観測の原理 JAXAのサイトより引用 |
地形カメラにより作成された月面映像とハイビジョンカメラの画質が同じ
地形カメラ(TC)で撮影されたデータを元に作成された3Dグラフィックスの映像。
ハイビジョンカメラ(HDTV)で撮影された月面映像。
この2つの月面映像の画質は一緒です。
ハイビジョンカメラ(HDTV)もコンピュータグラフィックス映像です。
かぐやの月探査は偽装でした。
アポロ計画捏造説#74 につづく
参考URL
Wikipedia - かぐや
http://www.jaxa.jp/press/2007/10/20071005_kaguya_j.html
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n396173
サムだぜ
返信削除なかなかよくできているぜ!
満足だよ!
さらに良く見て、感想書くぜ
サム
削除わいあんです。
コメントありがとうございます。
「高度100kmからの計測」はサムの調査結果です。
まちがいなくかぐやの偽装を証明できる証拠となっていますね。
私もよくまとめることができたなと思っています。
感想お待ちしています。
では。
わいあん
周回軌道の頂点付近では当然のことながら速度は遅くなります。運動エネルギーが位置エネルギーに変換されている状態ですので、このまま加速すると持つエネルギーが月周回軌道のための最低を確実に超えますね
返信削除次におきなとおうなの軌道ですが、地球という外的要因があることをお忘れでしょう
そもそも引力で落ち続けるという周回軌道の基礎から言って、一度投入された物体が外的要因なしに落ちることはあり得ません
通信に関しては設計段階でスピンが与えられるとされていましたし、測距にしたってレーザーが返ってこないならそこは地表でない、と設計できます
さらに言うなら普通のレーザー測距だって乱反射する面を使えますし、減衰のない月ならば一定波長での検出も幾分楽でしょうに
最近楽しく拝見しています。
返信削除あまりに資料が膨大で飛ばし読みしているところもありますが、
まさかJAXAまで・・・というショックに襲われています。
ところで、かぐやから撮った「地球の出」の動画は、月面の影の向きがおかしくないですか?
冒頭のイラストであった通り、太陽がカメラのちょうど背中にあった場合、月面の影はこんな風にできるのでしょうか?やっぱり、そういうことなんですかね・・・
コメントありがとうございます。
削除資料は多くなっちゃってますね。書いてる時は夢中でまとめてたのでそんなに苦ではなかったのですが、私自身も今読み返したらきっとしんどくて全ては読めないんじゃないかと思ったりします。
私の出した結論は「現時点は誰も月に行ける技術を持っていない」ですから、これを公式に認めて新しく全ての技術を一から積み重ねていかない限り、達成することは不可能だと考えてます。
上の2個目の動画(地球の出)の影、右下に向かって伸びてるのは私もおかしいなと思いました。
色々コメントしたいことはあるのですが、こちらの勘違いがあってもいけないので、熟読してからにします。まさかISSやハッブルまで・・・
返信削除NHKの宇宙の番組とか好きで見ていたんですが、あの映像もどこまで正しいのか・・・ちょっと悲しくなりますね。ただ、ここまで調べられたことには、敬意を表します。
本映像は、「かぐや」に搭載されていたレーザ高度計(Laser Altimeter、LALT)と地形カメラ(Terrain Camera、TC)のデータを用い、ティコ・クレーターとモスクワの海の地形を立体的に再現したものです。
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