アポロ計画捏造説について⑩アポロについて調べて思ったこと

アポロ計画捏造説について⑨ では月の基礎知識について確認しました。

前々回にアポロ計画についてまとめましたが、気づいた点を思いつきでまとめてみます。
基本は Wikipedia の内容ですから目新しいことは書かれてないです。


アポロ8号
当初の予定を変更して月に行くことになった経緯、そして苦労して月を周回してきたことが分かりました。

疑惑のヴァン・アレン帯を初めて人を乗せて通過したのはアポロ8号で、やはり放射能を心配していたことも分かりました。
ヴァン・アレン帯を人が通過することができないという主張はここから捏造していたということになりますね。

月周回軌道や地球帰還軌道に乗せるために無線の届かない月の裏側で難しそうなジェット噴射をしていますが、月に行った宇宙船はみなこれをやったのでしょうか。
宇宙空間から月に向かい、速度と方向を合わせ、タイミングよく噴射して月の周回軌道に乗せるというのは、飛行機が着陸するよりずっと難しそうな気がします。


アポロ11号
アポロ8号は大変なミッションだったところを中心に書かれていましたが、アポロ11号は月面に降り立ったことを中心に書かれていました。

捏造だったらこれが全部嘘ということになります。アームストロングが月面でスピーチをし、足跡を残し、サンプルを持ち帰ったことが全部ですね。

このページ内にはアームストロングが月面に降り立ちスピーチしている動画があります。
着陸船から宇宙飛行士が下りてくるところで証明器具が落ちてくる捏造疑惑動画がありましたが、この2つを見比べてました。
※捏造疑惑動画は アポロ計画捏造説について②③アポロ捏造 を参照

写真で並べますね。

厳密には2つの動画は別ものなのが分かります。(写真じゃわかりにくいかなぁ)
つまり、捏造疑惑動画は"偽装の証拠流出動画"ではなくて、"スタジオのセットで偽装できることを見せるデモンストレーション映像"だったことが分かります。

アームストロングの月面に降り立つ瞬間を撮影するため、着陸船の脚にテレビカメラをあらかじめ取り付けておいたというのが腑に落ちなかったです。撮影がそこまで大事かといわんばかりに準備が良いし、月という未知の環境に人が出て予想外のハプニングがあるかもしれないのに生中継をしたことです。あらかじめスタジオのセットで作った映像があるなら、確かに納得がいきます。
アポロ10号ではカラーテレビで月上空から中継していたようですが、アポロ11号のテレビカメラは白黒だったんですね。

月面に降り立った着陸船の直射日光の温度対策はできていたのでしょうか。
※宇宙船は「バーベキューロール」で回転して熱を分散させていたことがアポロ8号のところに書いてありましたが。。。


アポロ12号
アポロ11号とは反対にテレビカメラを太陽に向け壊れてしまいました。

次に、「ビーンはセルフタイマー装置を密かに持ち込んでいた。だが船外活動をする際にタイマーを置き忘れてしまったため、撮影が実行されることはなかった。」とありますがこれは作り話の気がします。月面で動作するかどうかも宇宙服で細かな操作ができるかどうかも分からないですし、セルフタイマーで写真を撮りたければ三脚も必要になるはずだからです。アポロ計画が私物を持ち込める程度に寛容だったこととセルフタイマーは使っていないということは分かりました。

「さらにビーンは誤ってフィルムの何巻かを月面に置き忘れてしまった。」とも書かれてます。よく見るとカメラを太陽に向けて壊したのもビーンのようです。かなりのドジっ子ですね。


アポロ13号
月へはたどり着けなかったけど、工夫して帰ってきたことが分かりました。

捏造派にとってこれは関心を集めるための演出ということになりますね。

月面到着のスピーチはどんなことを考えていたんだろう。


アポロ15号
月面車が登場します。
組み立て式の電気自動車で、搭載されたテレビカメラは地球から遠隔操作できるようになっています。
車の動きと遠隔操作の2点で映像の疑惑の幅が広まりました。

着陸船から降ろしてアンテナつけたりケーブルつけたり、軽くて持ち運びはできると思いますが、車の組み立てはできるのでしょうか。


アポロ16号
地球への帰還で大気圏再突入時、熱は最大で2,200から2,480℃まで達したと書かれていました。
帰ってくるのも大変ですね。


確かに読んでみると「なんでそんなことをする」って思うことや「なんでそんなことまで分かる」って言いたくなるようなことも書かれてました。
でも、捏造だとしたらこれだけのシナリオを作るのも大変そうです。

アポロ計画捏造説について⑪ につづく

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