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HUBBLE HOAX #2 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した写真

HUBBLE HOAX #1 では、ハッブル宇宙望遠鏡とはどういったものかをまとめました。

次はハッブル宇宙望遠鏡が撮影した写真の紹介です。

バタフライ星雲
NGC 6302(Caldwell 69)は、さそり座にある双極性の惑星状星雲で、その形からバタフライ星雲とも呼ばれています。


わし星雲
わし星雲(M16、NGC6611、IC4703)は、へび座に位置する散開星団と散光星雲の複合した天体です。写真はわし星雲中心部の暗黒星雲で、「創造の柱」と呼ばれています。


ギャラクシークラスター
ギャラクシークラスター(MACS J0416.1-2403)は、ハッブル・フロンティア・フィールド・プログラムによって研究されているうちの1つになっています。


ピスミス24
ピスミス24 (Pismis 24) は、地球から見てさそり座の方向に約8000光年離れた位置にある散開星団です。


イータカリーナ星雲
「ミスティック・マウンテン」は、ハッブル宇宙望遠鏡の20周年の記念として、2010年2月1日から2日に撮影された画像で、イータカリーナ星雲の中に柱状の塵とガスが写っています。

鍵穴星雲で、左上の小さな星雲は「神の指(finger of God)」と呼ばれています。


土星のオーロラ
ハッブル宇宙望遠鏡の画像分光器(紫外線)と掃天用高性能カメラ(可視光)を組み合わせて作成された土星のオーロラの画像。


シューメーカー・レビー第9彗星
複数の茶色い斑点は、木星の南半球に衝突したシューメーカー・レビー第9彗星の衝突跡です。


スライドショー

その他にもたくさんの画像をネットで見つけることができます。

HUBBLE HOAX #3 につづく

HUBBLE HOAX #1 ハッブル宇宙望遠鏡とは

ISS HOAX #19 では、宇宙飛行士が語る宇宙空間の匂いについてまとめ、宇宙空間の匂いは完全に作り話ということを書きました。

次はHUBBLE HOAXに行きたいと思います。

HUBBLEはハッブル宇宙望遠鏡のことで、HOAXはインチキです。

これはネットで見ても大した情報量がないので、ハッブル宇宙望遠鏡がどういったものかをまとめ、そしてネットにある疑惑情報を簡単に紹介する程度で終わりそうです。

ハッブル宇宙望遠鏡とは
ハッブル宇宙望遠鏡は、地上約600km上空の軌道上を周回する宇宙望遠鏡であり、グレートオブザバトリー計画の一環として打ち上げられました。名称は宇宙の膨張を発見した天文学者・エドウィン・ハッブルに因んでいます。長さ13.1メートル、重さ11トンの筒型で、内側に反射望遠鏡を収めており、主鏡の直径2.4メートルのいわば宇宙の天文台です。大気や天候による影響を受けないため、地上からでは困難な高い精度での天体観測が可能となっています。

基本情報
所属NASA / ESA / STScI
打ち上げ日時1990年4月24日
打ち上げ機ディスカバリー(STS-31)
質量11,110kg
軌道円に近い地球低軌道
軌道高度559km
軌道周期96-97分
周回速度7,500m/s
観測波長可視光、紫外、近赤外
口径2.4m
焦点距離57.6m

概要
ハッブル宇宙望遠鏡が行う観測のほとんどは、目で見える光の波長(可視光)を使います。そのため、望遠鏡を地球の大気の薄い所に置く最も大きな利点は、シーイングによる歪みを受けないことです。また、観測する天体を細かなところでまで明らかにすると同時に、光を狭い範囲へ集めることで暗い天体まで観測することができます。
望遠鏡の大きさは、バスほどもあります。また、これまでにスペースシャトルが何度かこの望遠鏡とドッキングし、宇宙飛行士が打ち上げ後の試験運用で判明した光軸のずれを補正したり、観測装置を補修したり、新しいカメラや分光器を取り付けるなどしてきました。

ハッブル宇宙望遠鏡の成果
1990年の打ち上げ以来、ハッブル宇宙望遠鏡やその調査結果は数千の学術論文の対象とされてきました。その多くの発見の中で主なものは次のようなものがあります。
  • 宇宙の年齢 - 宇宙は137億年前に作られました。
  • 銀河の中心 - ほぼすべての銀河は超巨大ブラックホールを持っています。
  • 惑星の形成過程
  • 太陽系外の有機体物質 - 太陽系外の惑星で初めての有機体微粒子を発見しました。
  • ダークマター
  • 冥王星の月 - 小さな惑星冥王星を回る4つの月を発見しました。

HUBBLE HOAX #2 につづく

参考URL
Wikipedia - ハッブル宇宙望遠鏡
NASA - Hubble Space Telescope

ISS HOAX #19 宇宙空間の匂い

ISS HOAX #18 では、ISSに衝突する物体のことについてまとめ、スペースデブリの監視は行っていないこと、地球を周回してさまようスペースデブリは存在しないことを書きました。

次は宇宙飛行士が語る宇宙空間の匂いです。


ステーキのたたき・焼けた金属
宇宙遊泳に行った宇宙飛行士は、一貫して、宇宙空間に独特の匂いがあると語ります。
実際に宇宙空間にいる間は、宇宙服を着ているので、匂いをかぐことができませんが、スペースステーションに戻ってヘルメットを脱ぐとき、独特の匂いを感じます。匂いはスーツ、ヘルメット、手袋や装備品に染み付きます。

ほとんど真空の宇宙から帰還すると、付着した物質がステーキのたたき、焼けた金属、溶接の煙の刺すような香りがします。宇宙飛行士が訓練するために地球上で宇宙の匂いを再現するためにNASAに従事している化学者スティーブ・ピアースは、金属のような臭気はイオンの高エネルギー振動から来ているのかもしれません、と述べました。

NASAの宇宙飛行士ケビン・フォードは「私が今までに嗅いだことのない匂いで、決して忘れることができない。」と語りました。

ドン・ペティットはNASAのブログに次のように説明しました。
「この匂いを説明するのは難しいです。説明できる臭いの例がなく、「チキンのような味」のする何か新しい食べ物を混ぜ合わせたものといったような感じです。思い付く最も近い説明は金属で、むしろ心地のよい甘い金属の感覚です。」

参照
http://www.csmonitor.com/Science/2012/0723/Space-smells-like-seared-steak-hot-metal-astronauts-report-video


機械工場や料理
ドン・ペティットは次のように語りました。
半分は、機械工場のエンジンの研究所のような匂いです。あとの半分は、料理の時のような匂いがするんです。


ラズベリーとアルミの弁当箱
JAXAの山崎直子さんがテレビ番組(マサカメTV)で宇宙の匂いを次のようにして再現しました。
  • ガスコンロでラズベリーを焦がします。
  • 冷えたアルミのお弁当箱の中に焦がしたラズベリーを入れます。
参照
http://togetter.com/li/789432


焦げたような独特の匂い
JAXAの宇宙飛行士大西卓哉さんは、ハッチを開けた後、宇宙空間にさらされてきた船から「初めて宇宙の匂いをかぎました。焦げたような独特の匂い」と、五感に訴える表現を使いました。

参照
http://mainichi.jp/articles/20161029/k00/00e/040/227000c


考察
匂いは匂いを持った粒子が鼻の嗅覚細胞を刺激することで発生します。硫化物質のようなものは強い匂いをもちます。
しかし、ほとんど真空の宇宙空間には匂いの物質もほとんどありません。しかも空気は窒素や酸素ですから、それが放射線でイオン化したとして、鼻を刺す臭いの物質に変化するのもおかしいです。イオンは原子が電子を放出したり受け取ったりすることで電極を帯びることです。電子は鼻の嗅覚細胞を刺激できるレベルよりも、はるかにずっと小さく無視できるものです。

宇宙空間の匂いは完全に作り話です。

HUBBLE HOAX #1 につづく

ISS HOAX #18 ISSに衝突するスペースデブリ

ISS HOAX #17 では、宇宙空間をさまよう物質、スペースデブリや流星物質のことについてまとめました。

次にISSに衝突する物体のことについてまとめようと思います。


ISSに衝突する可能性のある物質
衛星軌道上には、遠い宇宙から飛来するマイクロメテオロイド(微小隕石)とロケットや衛星の破片など軌道上を周回している人工のスペースデブリ(宇宙ゴミ)があります。
マイクロメテオロイドは鉛直方向をはじめあらゆる方向から飛来し、デブリは軌道上に滞在しているので主にISSの進行方向からぶつかってきます。

JAXAのサイトによれば、マイクロメテオロイドは衝突確率が非常に低いため、あまり気にされておらず、ペルセウス座流星群、しし座流星群など流星群の中でも活発であり時期が予測できる時には、スペースシャトルの飛行を行わない、ISSでは姿勢を少し変更し、船外活動は行わないなどの予防策が取られているということです。


スペースデブリの監視
スペースデブリとの衝突を防ぐことを目的として地球近傍のデブリ等を観測する活動はスペースガードと呼ばれる。北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)の宇宙監視ネットワーク(Space Surveillance Network、略称:SSN)、ロシアの宇宙監視システム(Space Surveilance System、略称:SSS)などでは約10cm以上の比較的大きなデブリをカタログに登録して常時監視が行われており、日本でも美星スペースガードセンター(BSGC)、上斎原スペースガードセンター(KSGC)の2施設でデブリの監視が行われている。カタログ登録されたデブリの数だけでも約9,000個に及び、1mm以下の微細デブリまでも含めると数百万とも数千万個とも言われる。

考察
400km先の秒速7kmとか8kmの鳥サイズの物体を監視していると言っています。
監視しているスペースデブリが9,000個で、マイクロメテオロイドは衝突確率が非常に低いため気にしないという根拠が分からないです。流れ星は毎日何百と起きているはずです。


スペースデブリに関するニュース

国際宇宙ステーションにデブリが接近、宇宙飛行士が一時退避 (2015.7.21)
ISSにスペースデブリが接近し、衝突に備えて滞在中の宇宙飛行士がソユーズ宇宙船に退避しました。その後デブリは衝突することなく無事に通過しました。デブリの接近によって宇宙飛行士が退避する事態となったのは、この時で4度目でした。このときに接近したデブリは、1979年にソビエト連邦が打ち上げた気象衛星「ミチオール2」の5号機の破片とのことです。

考察
ミチオールは英語でMeteor(メテオ)のようです。
Wikipedia で調べた限り、Meteor 2 の詳細情報はなく、後継のMeteor 3の情報を見ると1~3年の運用のようです。順当に考えるとミチオール2の5号機も1982年とか1983年には運用しています。
スペースガードが設立したのは1996年です。設立10年以上前の、地上400kmの物体をどうやって識別したというのでしょうか?


宇宙を漂うスペースデブリが地球激突コースに入ったことが判明 (2015.10.27)
スペースデブリの1つが地球の軌道の内側に入り、地球激突コースに入ったことが明らかになりました。
地球の激突コースに入ったのはWT1190Fという人工衛星で、Catalina Sky Surveyにより地球の軌道の内側に入ったことが確認されました。WT1190Fの大きさは最大でも直径2mと予測されていて、巨大なものではないとのこと。European Space Agency(ESA)が測ったところによると、WT1190Fが地球の大気圏に突入するのは日本時間の2015年11月13日15時20分ごろです。
WT1190Fはそこまで大きいスペースデブリではないため大気圏で燃え尽きる可能性がありますが、燃え尽きなかった場合はスリランカ南岸から約100kmの地点に落下すると見られています。

考察
秒速7kmとか8kmで地球を周回する物体の、地上の衝突場所が分かることが異常です。


スペースデブリの処分についての動き (2015.12.24)
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)ではスペースデブリを回収する人工衛星の開発研究をすすめています。
米国防総省高騰研究事業曲(DARPA)が人工衛星を修理して再利用する「Phoenix計画」を発表しています。
日本のJAXAもデブリを大気圏に再突入させ焼却する研究を進めています。

考察
なぜばらばらに活動しますか?
本気でしょうか?


国際宇宙ステーションではゾッとする絶対見たくない写真 (2016.5.16)
ISSの観測用モジュール「キューパラス」のガラスにスペースデブリが衝突し、7mmのキズができました。数ミクロンの小さな塗料の剥がれか金属の小さな破片によるものだそうです。
考察
この写真でそのイベントを信用しろというのが無理があります。


スペースデブリに関するファンタジー (2016.9.7)
スペースデブリの中でも特に0.3~10センチメートルサイズのスペースデブリは非常に多数(およそ70万個以上)存在し、小さいため検出が困難なことから、最も危険とされています。これらのセンチメートルサイズのスペースデブリを除去する方法はまだ確立しておらず、大きなスペースデブリの数を減らすことで、自然に小さなスペースデブリが減少するのを待つしかないとされていました。しかし、1センチメートル以下のスペースデブリの密度がある臨界的な値を超えると、相互衝突により勝手に数が増加することが知られており、その理論の提案者の名前を取ってケッスラー・シンドロームと呼んでいます。研究者の間では、既にそのような憂慮すべき状態に入ったのではないかとの心配が広がっています。

考察
とうとうファンタジーな内容になってきました。
衝突すればエネルギーが発生するので、物体の速度は落ちます。つまり落下が加速します。言ってることがめちゃくちゃです。


結論
スペースデブリの監視は行っていない。
地球を周回してさまようスペースデブリは存在しない。

ISS HOAX #19 につづく

参考URL
Wikipedia - スペースデブリ
http://fanfun.jaxa.jp/faq/detail/203.html
http://www.gizmodo.jp/2016/05/post_664632.html
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160907/cpc1609070500001-n1.htm

ISS HOAX #17 宇宙空間をさまよう物質(スペースデブリや流星物質など)

ISS HOAX #16 では、地上から観測したISSの動画を見て、地上からはISSを見ることはできないことをまとめました。

次は宇宙空間をさまよう物質にはどんなものがあるかをまとめてみます。


スペースデブリとは
高度2,000km以下の軌道を周回する
スペースデブリの分布
スペースデブリまたは宇宙ゴミとは、なんらかの意味がある活動を行うことなく地球の衛星軌道上を周回している人工物体のことである。宇宙開発に伴ってその数は年々増え続け、対策が必要となってきている。

ここで言う「スペースデブリ」には、耐用年数を過ぎ機能を停止した、または事故・故障により制御不能となった人工衛星から、衛星などの打上げに使われたロケット本体や、その一部の部品、多段ロケットの切り離しなどによって生じた破片、デブリ同士の衝突で生まれた微細デブリ、更には宇宙飛行士が落とした「手袋・工具・部品」なども含まれる。なお、天然岩石や鉱物・金属などで構成された宇宙塵(微小な隕石)は「流星物質(メテオロイド)」と呼ばれ区別されている。

スペースデブリは、地表から300 - 450kmの低軌道では7 - 8km/s、36,000kmの静止軌道では3km/sと非常に高速で移動している。さらに軌道傾斜角によっては相対的に10km/s以上で衝突する場合もありえる。運動エネルギーは速度の2乗に比例するため、スペースデブリの破壊力はすさまじく、直径が10cmほどあれば宇宙船は完全に破壊されてしまう。数cmでも致命的な損傷は免れない。さらに数mmのものであっても場合によっては宇宙船の任務遂行能力を奪う。5 - 10mmのデブリと衝突するのは弾丸を撃ち込まれるに等しい。

米航空宇宙局(NASA)のニュースレターによると、米宇宙監視ネットワーク(US Space Surveillance Network)が捕捉している10センチ以上の浮遊物体は約1万6000個、1~10センチのものは約50万個あり、1センチに満たない微小のかけらまで入れると「おそらく数千万個は下らない」という。


隕石とは
隕石とは、惑星間空間に存在する固体物質が地球などの惑星の表面に落下してきたもののこと。

隕石は地表に到達するまでに破片になることもあれば、大きな塊のまま到達することもある。
大気との衝突によって多数の破片になり、楕円形の地域(長径数km〜数十km)に、数十個〜数百個程度、まれには数万個程度の隕石となって落下する(「隕石雨」と呼ばれる)。この場合は数百g 〜数kg程度のものが多い。


流星物質とは
流星物質とは地球上で流星現象を引き起こす原因となる物質である。太陽系内に存在する塵のうち、比較的小さな(センチメートル以下の)サイズのものであると考えられている。

流星物質が地球大気に突入すると、衝撃波による加熱のため高温となり、部分的に、あるいは完全に気化し、さらに一部は電離してプラズマとなる。流星物質の軌跡に沿った部分の大気も同様に高温となり、電離してプラズマとなる。これらプラズマ物質が再結合する際に発光し、これが流星と呼ばれる。

典型的な流星は、明るさが2等級程度で、地上約100 kmの大気中で発光する。このことから、流星の絶対的な光度は100 W 程度であることが分かる。これは自動車のヘッドライト程度の明るさに相当する。また、地上の複数の観測地点から同一の流星を同時観測したデータから、流星の対地速度は10~70km/sと見積もられている。このことから、流星物質は直径数cm以下で、氷または岩石程度の密度を持ち、数g以下の質量を持つ物質であると考えられている。また一般に暗い流星ほど多く出現することから、小さな流星物質ほど数が多いと考えられる。


流星群とは
1833年(右)と1866年(左)のしし座流星群の
大出現の様子を描いた絵画
流星群とは、その軌跡が天球上のある一点(放射点または輻射点という)を中心に放射状に広がるように出現する一群の流星のことをいう。流星群に属する流星を群流星という。流星群には、毎年同じ時期に出現する定常群と、数年~数十年おきに活発に出現する周期群、突然活動する突発群がある。たとえば、ペルセウス座流星群は定常群、しし座流星群は周期群である。突発群としてはほうおう座流星群が例として挙げられる。

流星現象を引き起こす原因となる物質を流星物質という。軌道計算により、流星物質は主に彗星から放出されると考えられているが、なかには小惑星起源のものもあるようである。流星群をもたらす流星物質を放出したこのような天体をその流星群の母天体という。母天体の周囲には、放出された一群の流星物質が細い帯状に伸びており、これをダストトレイルと呼ぶ。ダストトレイルはそれ自身の軌道上を母天体とほぼ同じ周期で巡る。ダストトレイルの軌道と地球軌道が交差しており、かつダストトレイルと地球が同時期にこの交差地点にさしかかったとき、ダストトレイルと地球との衝突によって流星群が生じる。
ダストトレイルは周回を重ねるにつれて長く伸び、軌道上に拡散していく。周期群はダストトレイルが軌道上の一部に集中しているもの、定常群は軌道上にほぼ一様に拡散したものである。したがって、周期群は比較的若い流星群であり、定常群は古い流星群であると言うことができる。
母天体からの流星物質の放出は、通常は一度限りではないため、ダストトレイルは軌道上に複数本有ることが知られている。これらは木星などの引力によって少しずつ軌道が変化しているため、出現する流星の数が変化したり、出現しなかったりする要因となっている。特に流星物質の空間密度の高いダストトレイルと地球が遭遇した場合には、大流星雨又は流星嵐となることがある。流星嵐を起こす流星群としては、しし座流星群などが知られており、2001年には世界各所で流星嵐が見られた。


放射点とは
Oが放射点
放射点とは、流星群に属する流星(群流星)が放射状に飛び出してくるように見える、天球上の1点のことである。輻射点ともいう。流星群は集団で、大きさ・向き・形が互いに似たような楕円軌道を描いて、太陽の周りを公転運動している。地球がその楕円軌道の領域に突入していくことによって、見かけ上空の1点から放射状に流星が飛び出してくるように見える。実際は流星同士の経路は平行である。
群流星は放射点から流れるが、放射点の近くにだけ流れるわけではなく、90度以上離れたところでも流れる。また、放射点に近い流星は経路が短く、90度離れたところが平均すると最も長い。そのため、流星群を観察するときは、放射点の周りだけでなく、空全体を眺めるようにすると良い。放射点の高度が高いほど、出現する流星の数は多くなる。放射点が地平線または水平線の数度以上下にある時は、その流星群の流星は全く見られない。
流星群の名前は、放射点のある星座や、その近くにある星の名前が付けられることが多い。例えばペルセウス座流星群やふたご座流星群はそれぞれペルセウス座、ふたご座に放射点がある。


ISS HOAX #18 につづく

参考URL
Wikipedia - スペースデブリ / 隕石 / 流星物質 / 流星群 / 放射点
http://www.afpbb.com/articles/-/2809250

ISS HOAX #16 地上から観測したISS

ISS HOAX #15 では、ISSで撮影したUFOの動画を見て、UFOは存在しないのでこれらも偽装の証拠だってことをまとめました。

次は地上から観測したISSの動画を見てみます。


1つ目の動画
撮影場所は「新潟県阿賀町」だそうです。
三脚で固定したんですね。
なんで月はど真ん中に固定されたまままったく動かないのでしょうか?
なんで大気のブレがないんでしょうか?

この月は写真を加工してますね。


2つ目の動画
撮影場所は「北海道小樽」だそうです。
この明るい球形はなんですか?
これが太陽?

本物の太陽を映した場合、大気の影響を受けるので外縁がにじにじします。
明るさも外側と内側で異なります。
こんな感じになります。
https://www.youtube.com/watch?v=y-5fNZYh1yw

この太陽はCGか人工照明かなんかですね。


3つ目の動画
撮影場所は「東京ゲートブリッジ」だそうです。
今度は光ってます。都合がいいですね。


400km先の100mの物体を肉眼で見えますか?
東京から大阪駅が見れると言ってますか?

飛行機は高度10kmぐらいを飛行します。大きさは60m~80mぐらいです。
その40倍向こうにあって、それよりちょっと大きいぐらいの物体が見えるんですか?

おかしいですよ。

ISS HOAX #17 につづく

ISS HOAX #15 ISSで撮影したUFO

ISS HOAX #14 では、ISSに向かう宇宙船の打ち上げシーンを見て、ISSに向かって打ち上げられた宇宙船には誰も乗っていないことがわかりました。

次はISSで撮影したUFOを見てみます。

1つ目の動画
これは ISS HOAX #5 で見たのと同じ動画のようです。


2つ目の動画
後半の4:50からのシーンでUFOが登場します。


3つ目の動画
しかしよく見つける人いるなぁ。

Youtube で ISS UFO と検索すればたくさんの動画が見つかります。


UFOは存在しません。
これらも偽装の証拠です。

ISS HOAX #16 につづく

ISS HOAX #14 ISSに向かう宇宙船の打ち上げシーン

ISS HOAX #13 では、本物の無重力の映像とISSの無重力の映像を比べて、ISSの無重力は偽物だということが分かりました。

ISSの無重力映像トリックをすべて暴きたいと思ってるわけではないので、映像についてはこのくらいにして次に行こうと思います。


ISSに向かう宇宙船の打ち上げシーン
2016年7月7日(現地時間)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアのソユーズMS-01宇宙船が打ち上げられました。3人の宇宙飛行士が乗っており、日本人大西卓也さんも搭乗していました。

0:00 - 0:48 ロケットの打ち上げシーン。誰も乗ってないんでしょうかね。


0:49 - 2:34 宇宙飛行士のシーン。まったく振動もなければGもかかってません。ロケットは燃焼していますか?

2:35 - 3:13 CGでロケットのイメージ映像になります。打ち上げたロケットは既に海に落ちましたか?

3:14 - 4:42 再び宇宙飛行士のシーン。宇宙飛行士の会話が入りますが、ロケットの噴射音は全くなしです。窓の外も見せません。エンジンは噴射中ですが、当然宇宙飛行士は揺れません。

その後もCGのロケットシーンと宇宙飛行士のシーンが繰り返されます。

暇そうなロシア・ミッションコントロールセンターのみなさん。


ISSに向かって打ち上げられた宇宙船には誰も乗っていませんでした。

ISS HOAX #15 につづく

ISS HOAX #13 本物の無重力と偽物の無重力

ISS HOAX #12 では、グリーンスクリーンを使った特撮で逆さまの宇宙飛行士を撮影していることを見てみました。

次は本物の無重力の映像とISSの無重力の映像を比べてみたいと思います。


本物の無重力
飛行機の急降下で無重力を作っています。
人はバランスが取れません。


ISSの無重力
宇宙飛行士のスピーチでは必ず「ぷかぷか」と上下運動をします。
こんな無重力はありえません。

ISSの無重力は偽物です。

ISS HOAX #14 につづく

ISS HOAX #12 足のない逆さまの宇宙飛行士

ISS HOAX #11 では、グリーンスクリーンを使った特撮疑惑をしていることを書きました。

次は明らかにその効果を使った映像です。
ISSのインタビューシーンで逆さまの宇宙飛行士が良く出てきます。

でも、足はどこにありますか?



足がないのです。


欲しいのは足と足と足と足です。


グリーンスクリーンを使った特撮の結果でした。

ISS HOAX #13 につづく

ISS HOAX #11 グリーンスクリーンを使った特撮

ISS HOAX #10 では、ISSの無重力中で水を使った実験を見て、無重力の水はCG合成していることが分かりました。

次はグリーンスクリーンを使った特撮疑惑についてです。

グリーンスクリーンとは
特殊撮影(特撮)を行う際に用いられます。技術的にはブルーバックと呼ばれ、合成に用いる映像素材を撮影する際に、青い布などの背景を用いる技術です。青だけでなく緑色の背景にすることもあり、ブルースクリーンと言ったりグリーンスクリーンと言ったりします。
※ブルースクリーンはパソコン用語にもあり、混同しやすい。


疑惑の動画

前半ではモニターに映った宇宙飛行士 Tim Peake が青い布の前に立っているのが繰り返し再生されます。

後半では宇宙飛行士 Tim Peake がISSの中にいるシーンが映し出されます。

宇宙飛行士の左側のオブジェが完全に一致していました。


ISSのシーンはグリーンスクリーンを使った特殊撮影をしていました。

ISS HOAX #12 につづく

ISS HOAX #10 CG合成された無重力の水

ISS HOAX #9 では、女性宇宙飛行士の髪に焦点をあて、ガッチリ固めることによって無重力を演出していることが分かりました。

次はISSの無重力中で水を使った実験を多数行っているので、それを見てみます。


この水玉は本物の水ですか?それともCGですか?
片手で握りつぶして水を出しましたが、水を入れていたバッグはきれいにぺったんこです。

タオルひとなでですっきりふき取れました。



このウォーター・バッグの中身は空気ですか?
この後でくるんくるん回してます。

この水はCGですか?
吹き出し口で大きな水玉になるのが正解です。
このようにタオル目がけて飛び出すのは不正解です。

なぜ水玉が四方八方に飛び散りますか?
表面張力があるので、水玉は飛び散らずに水の塊にくっついたまま離れないのが正解です。
大きな水玉も小さな水玉も同じ速度で飛び散らなければなりませんが、小さい水玉が速いのはなぜですか?

なぜねじったタオルのよりが戻らないのですか?
無重力でもタオルのねじれは戻ろうとするのが正解です。


ISSの映像の無重力の水はCGで作られました。

ISS HOAX #11 につづく

ISS HOAX #9 爆発した女性の髪

ISS HOAX #8 では、ISSの宇宙空間には泡があり、宇宙遊泳のシーンはプールを使って水中で撮影されたことが分かりました。

次は女性宇宙飛行士の髪に焦点を当ててみます。


ほんとに無重力ならなびくはずですが、揺れてもガッチリとしています。
どう見ても爆発した髪型で固められています。


次はこちら。

こちらは若干なびいていますが、まだまだ甘いです。
どう見てもツンツンな形で固められています。
1:36 からシャンプーを取り出してますが、シャンプーのケースは空気しか入ってないようです。
髪がなびくときはTシャツが膨らんでます。下から風を当ててるようです。


ISSの女性宇宙飛行士の髪は爆発して固めることで無重力を演出しています。

ISS HOAX #10 につづく

ISS HOAX #8 宇宙空間の泡

ISS HOAX #7 では、ISSで使われる「きぼう」と「こうのとり」について調べてみました。

基礎知識はだいたいまとまったので、これからは疑惑情報を見たいと思いまします。


2:03 / 2:11 に泡が写っています。(中央左部にあらわれ、上に向かいます)



0:09~1:13 2人の宇宙飛行士が写っています。下の宇宙飛行士が会話に合わせて呼吸をしたとき泡が出ます。
1:13~1:36 ボリュームが上がります。 水中のダイバーと会話しているみたいです。
1:36~2:48 水中から光源を写しています。
2:48~3:46 泡が右上に向かってのぼっていきます。


その他にも ISS hoax bubbles で Youtube を検索すると大量の動画が見つかります。

ISSの宇宙空間には泡があります。
宇宙遊泳のシーンはプールを使って水中で撮影されました。


ISS HOAX #9 につづく

ISS HOAX #7 ISSで使われる「きぼう」と「こうのとり」について

ISS HOAX #6 では、大気圏について調べてみました。

次はISSで使われる「きぼう」と「こうのとり」について調べてみたいと思います。

名前は聞くんだけど、私自身がよく分かってないからです。

きぼう

国際宇宙ステーション(ISS)の中にある実験モジュール。
有人の施設で「きぼう」日本実験棟はISSの中でも最大のものとなっています。

船内実験室と船外実験プラットフォームの2つの実験スペースからなり、船内実験室は長さ11.2m、直径4.4mの大きさで、内部は1気圧に保たれており、宇宙飛行士は普段着でISSの他のモジュールと行き来をすることができます。
船内実験室では、実験ラックを使用して微小重力環境や宇宙放射線などを利用した科学実験が行われています。
船外実験プラットフォームは宇宙空間に直接曝されており、宇宙空間を長期間利用する実験や天体観測・地球観測などができるISSの中でも独特の施設です。船内実験室にはエアロックがあり、「きぼう」のロボットアームを操作して、エアロックから船外実験プラットフォームへ実験装置を直接出し入れすることが可能になっています。

2008年3月に船内保管室、2008年6月に船内実験室とロボットアーム、2009年7月に船外実験プラットフォームがそれぞれ取り付けられ、「きぼう」日本実験棟は完成しました。
JAXA のサイトより引用


こうのとり

「こうのとり」は、H-IIBロケットにより打ち上げられる無人の宇宙船で、食糧や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資を国際宇宙ステーション(ISS)に送り届け、補給が済むと用途を終えた実験機器や使用後の衣類などを積み込み、大気圏に再突入して燃やします。
JAXA のサイトより引用

打ち上げ実績
機体名画像打ち上げ日再突入日
HTV技術実証機
2009.9.11
2009.11.2
こうのとり2号機
2011.1.22
2011.3.30
こうのとり3号機
2012.7.21
2012.9.14
こうのとり4号機
2013.8.4
2013.9.7
こうのとり5号機
2015.8.19
2015.9.30
こうのとり6号機

2016.12(予)


ISS HOAX #8 につづく

ISS HOAX #6 大気圏について

ISS HOAX #5 では、ISSから見た高度400kmの景色を載せました。とっても素敵なCG鑑賞でした。

次は大気圏について調べてみます。

大気圏について
(引用: www.ces.fau.edu/nasa/)
Exosphere: 外気圏(600km~10,000km)
原子や分子が宇宙空間に脱出する。高層の衛星はこの層にいる。

Termosphere: 熱圏(85km~600km)
紫外線やX線を吸収するために温度が上昇する。ISSや低層の衛星はこの層にいる。

Mesosphere: 中間圏(50km~85km)
温度が下降する。暗く、人は生きていられない。

Stratospere: 成層圏(20km~50km)
温度が上昇する。オゾン層があり、紫外線を遮断する。

Troposphere: 外流圏(6km~20km)
全大気中の75%の重量をもち、99%の水分を持つ。赤外線が大気に吸収される。

熱圏について
気温は高度とともに上がり、500℃以上にまで上昇します。密度は極めて薄いため、温度は感じられない(はず)と言われています。

流星は高度80km~120kmあたりで発光します。
オーロラは高度100km~500kmあたりで発生し、緑色は酸素の発光、赤色(ピンク色)は窒素の発光です。


電離層について
中間圏と熱圏にあたる層のうち、高度50km~500kmには電離層があります。
紫外線やX線が大気中の原子や分子に衝突し、イオン化するために存在します。
密度により4つの層に分けられていて、それぞれ反射する電波の種類が異なっています。

F2層 (220~800km) / F1層 (150km~220km)
地球からの短波(HF)を反射する。

E層 (100~120km)
地球からの中波(MF)を反射する。

D層 (60km~90km)
地球からの長波(LF)を反射し中波(MF)を吸収する。夜間は消失する。
UHF / VHF 波は電離層を通過します。


考察
高度400kmでは温度は500度になるが密度が薄いということが分かりました。お風呂に比べればサウナの方がより高い温度でも長くいれますから、短時間の船外活動は可能というのは分かります。
でも長時間いれば温められますから、船体はそれ相応の温度になっていると思います。

それに太陽の紫外線、X線、ガンマ線が残っています。
カナダアーム2につながれて船外活動を行う
スティーブ・ロビンソン
X線やガンマ線は通常の衣類は貫通しますから、実際にこのようなことをするのは危険すぎて無理なんじゃないかと思います。


ISS HOAX #7 につづく