ページ

ページ

アポロ計画捏造説#85 月からの電波は地球に届かないのではないか?

アポロ計画捏造説#84 では、「着陸した月着陸船は日に当たって高熱になるのではないか?」という謎について考察し、月着陸船は高熱になり人が乗り込むことはできないということを書きました。

次も「アポロ計画の残された謎」についてみていこうと思います。

4つ目は「月からの電波は地球に届かないのではないか?」です。

通信方式
月を周回する司令船・機械船は地球と直接通信しました。月の裏側になった時は通信はさえぎられ通信は途切れました。
月に降り立った月着陸船も地球と直接通信しました。
地球 - 司令船・機械船 - 月着陸船の3者間での通信も行っていました。

地球と月は38万キロ離れており、光の速さで1.3秒かかります。そのため通信は往復で2.6秒の遅延がありました。
通信は単信方式(ウォーキートーキー方式)が使用され、通話終了時の合図としてピーという音が挿入されていました。

疑惑
ところがアポロ11号の月面の宇宙飛行士とアメリカ大統領との会話では複信方式(同時通話)方式になって普通の会話となっていました。
ピー音がないだけと言えばそうなのですが、重要イベントであり、違和感があります。


アポロ11号の地球の受信システム
アポロ11号の月着陸船の受信はカリフォルニアのゴールドストーンが担当し、司令船・機械船のトラッキングをオーストラリアのハニーサックルクリークが担当することになっていました。オーストラリアのパークス天文台はバックアップでした。

テレビ生中継ははじめはゴールドストーンから行われていましたが、途中でパークス天文台に切り替えられました。
ゴールドストーンの受信アンテナ

アポロ計画の主要アンテナとなっていました。
サイズは直径 64m でした。
ハニーサックルクリークの受信アンテナ

司令船・機械船のトラッキングを担当しました。
サイズは直径 26m でした。
パークス天文台

バックアップとなっていました。
サイズは直径 26m でした。
1960年代のパークス天文台の写真です。
疑惑
2015年のNASAの記事にはゴールドストーンのアポロ受信アンテナは26メートルと書かれていました。(※http://www.parkes.atnf.csiro.au/news_events/apollo11/ 参照)
今は火星ミッションも行われてますから、火星からでも電波を受信できるように、当時の月からの受信アンテナのサイズを小さく改ざんして公表したのでしょうか?


アポロ11号の受信システム
月着陸船

司令船と通信するための2つのアンテナを持つVHF通信システム。
地球と通信するためのパラボラアンテナを持つ統一Sバンドシステム。
宇宙飛行士のEVA中に月着陸船との通信を連携するEVAアンテナ。
その他にも多数アンテナを持っていました。
Sバンドアンテナ(アポロ12号)


Sバンドアンテナ(アポロ15号)

アポロ15号以降は月面車に設置されました。
司令船・機械船

後部隔壁にSバンドの高利得アンテナが配置されていました。アンテナは直径787mmのパラボラアンテナが4基と279mm四方の方形アンテナが1基で、遠距離での通信用に使用されました。

ソ連のルナ計画での地球へのデータ送信
ソ連は月上空で撮影した映像データを、地球近くに戻ってから地上に送信する方法を取りました。
(※ コズミックフロントNEXT - 知られざる月探査「ルナ計画」 参照)


補足
ルナ計画も偽装だったことはおいておきます。


現代の静止衛星
SoftBankのサイト より引用
インマルサット

インマルサットは赤道上空3万6千キロに位置する静止衛星で、現在複数機で全世界をカバーしています。

補足
ヴァン・アレン帯は一番外側で高度 20,000 キロですから、それよりもはるか上空に位置することになります。


残された謎
現在の静止衛星インマルサットが高度3万6千キロから通信できていることを考えると、38万キロ先の月面からの通信を受信することは技術的には不可能なことではなさそうです。

それよりも「アポロ11号の宇宙飛行士とニクソン大統領との通信で複信方式になっていたこと」、「NASAが2015年に公表したアポロ・アンテナのサイズが 26m と改ざんされていたこと」、「ヴァン・アレン帯よりも上空の衛星がヴァン・アレン帯や太陽風の放射能の影響を受けずに動作していること」の3点に疑惑が残りました。

ヴァン・アレン帯は アポロ計画捏造説#82 で考察しましたが、やはり存在しないことが改めて確認できました。
太陽風や宇宙線についてはこれから考察しますが、そのようなものは存在しないと考えています。

アポロ計画捏造説#86 につづく

参考URL
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10162003390
https://welove.expedia.co.jp/destination/oceania/australia/1364/
http://www.parkes.atnf.csiro.au/news_events/apollo11/
https://en.wikipedia.org/wiki/Apollo_Lunar_Module
コズミックフロントNEXT - 知られざる月探査「ルナ計画」 
http://tm.softbank.jp/voice/phone_service/int_inmar/
Wikipedia - インマルサット

0 件のコメント:

コメントを投稿