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アポロ計画捏造説#47 レーザー反射鏡のこと

アポロ計画捏造説#46 では、NASAの技術資料Apollo Remote Control Unit(リモートコントロールユニット)を訳してみました。

今度はレーザー反射鏡のことについて、まとめてみることにしました。
友人からのリクエストでもあります。


レーザー反射鏡

レーザー反射鏡、あるいはコーナーキューブプリズムは、光がやってきた方向に正確に反射して返す光学装置です。主要なデザインコンセプトは、立方体のコーナーで見られるような、相互に直角な面をもつ3面鏡です。もしこれら3つの表面が反射性を持っている場合、光線はそれぞれの面を順番に跳ね返し、最終的に正確に180度ターンして返されます。レーザー反射鏡は、車のテールライトカバー、自転車の反射鏡、あと道路標識のペイント(とても小さな結晶)といったものに使われています。

目的
レーザー反射鏡を使ったレーザー測距レトロリフレクター(LRRR)実験の目的は、(10年にも及ぶ)長期間の地球-月の距離を正確に測ることです。得られたデータは以下の研究に利用されます。

  • 地球の回転速度の変動
  • 地球の軸上のぐらつき
  • 月の大きさと軌道
  • 重力定数「G」のゆっくりと長期的な減少の可能性

アプローチ
LRRRは、地球からのレーザービームをターゲットとして受け、その光を正確に反射をするアレイで構成される完全に受動的な実験です。リフレクターは、反射器はどこに光があたっても入射角と反射角が一致する特性を持っています。私たちは光の速度を知っていて数十億分の1秒の正確さで測定することができるので、光のビームが月に行って帰って来るのにかかった時間から15cmの誤差で地球と月の距離を測定することができます。


レーザー反射鏡はアポロ11号、アポロ14号、アポロ15号の3つのミッションで設置されました。

アポロ11号
アポロ11号のレーザー反射鏡アレイは10×10に並べた100個のコーナーキューブプリズムで構成されています。各コーナーキューブは石英ガラス(クオーツ)でできており、直径3.8cmです。パレットは45cmの正方形であり、月の満ち欠けが変わることでアレイが受ける太陽光線が激しく変化する中でもコーナーキューブからの熱による勾配を最小化するよう注意深く設計されています。このようにして、反射鏡によって戻される光の量が著しく低下させる熱の歪みを防止しています。
サイズ: 46×46cm
アポロ14号
アポロ14号のレーザー反射鏡アレイのデザインはアポロ11号とよく似ています。10×10の正方形のパターンで100個の直径3.8cmのコーナーキューブが設置されています。アポロ11号の写真とは異なり、表面に日光が当たっているので、コーナーキューブが並んでいることが良く見えます。
サイズ: 41×46cm
アポロ15号
アポロ15号のアレイのクローズアップ。直径3.8cmの六角形のコーナーキューブが300個並んでいます。この反射鏡は前の2つのミッションのものよりも3倍大きいので、現在のLLR(Lunar Laser Ranging: 月レーザー測距)オペレーションにおいて一番良く使われています。1994年の時点において、8400回行われた距離測定のうちの6400回(75%)はアポロ15号の反射鏡が使われました。しかし、技術の向上でより高い感度を持つようになれば、結果としてより均一に分散された方式で様々な反射鏡が使われるようになるでしょう。
サイズ: 105×65cm

※アポロミッション以外にもソ連のルノホートによってもレーザー反射鏡は設置されました。ルナ17号(1970年)、ルナ21号(1973年)。

レーザー反射鏡の設置場所(月面写真より)


LIDAR局
月とのレーザー測距を行った主なLIDAR局。
  • リック天文台
  • アリゾナ州の空軍ケンブリッジ研究所月測距観測所
  • フランスのピク・デュ・ミディ天文台
  • 東京天文台
  • テキサス州のマクドナルド天文台
補足
アポロ14号のレーザー反射鏡を設置した際はわずか7時間後にテキサス州のマクドナルド天文台で使用された。

レーザー反射鏡を使った月測距測定手順

  1. 月に向かうパルスは直径3.5m、厚さ2cmで月に向かって放たれます。
  2. 大気は1秒角かそれ以上のビームの分散を引き起こします。
  3. 1秒角は月では1.8kmに広がります。そのため、月でのビームは2kmに及びます。
  4. 2kmに広がったビームがスーツケースサイズのレーザー反射鏡に届くフォトン(光子)は、3千万分の1程度です。
  5. 月に向かうレーザーパルスは300兆のフォトン(光子)を含んでいます。
  6. 返されるビームはコーナーキューブ内での回折があるために広がります。
  7. 返されるビームの発散は約8秒角あります。
  8. 地球に戻ってくるビームは約15kmに広がります。
  9. 地球上の3.5mのミラーで受け取ることができるフォトン(光子)は、返されたフォトンの3千分の1程度です。
  10. アポロ用の測定実験では秒間20パルスのレーザーを送ります。
  11. 月に行って戻ってくる時間はおよそ2.5秒かかります。
  12. 測定中およそ50のパルスが途中に存在することになります。

結果
長期間の実験による発見は次のとおりです。
  • 月は、年間3.8cmの速さで、地球かららせん状に遠ざかっている。この速度は、異常に速いと言われる。
  • 月は、恐らく半径の20%程度の液体の核を持つ。
  • 万有引力理論は非常に安定している。この実験では、1969年以降、ニュートンの重力定数Gの上限を、10の11乗分の1引き上げただけである。
  • ノルドベッド効果は、高い確度で排除され、強い等価原理の妥当性が示唆された。
  • アインシュタインの一般相対性理論は、月の軌道を高い精度で予測した。

考察
月面に設置したレーザー反射鏡によってセンチ単位で月との距離が測れるようになったとされるが、そもそも地球は自転していて毎秒数百メートル移動している。月は楕円移動しており約35万7000km(スーパームーン)から40万6000kmまで変化する。当然月との距離も秒単位でずれているのだからこの技術には無理がある。(※月の平均軌道速度は1,023m/s)
(※アポロ計画捏造説#37-レーザー反射鏡 参照)

おまけ
このアポロ15号のレーザー反射鏡の写真は、筒抜けで地面が見えているおかしな写真である。


アポロ計画捏造説#48 につづく

参考URL
http://spiff.rit.edu/classes/phys235/no_moon/retro/physics.ucsd.edu/~tmurphy/apollo/lrrr.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/コーナーキューブ
EASEP HANDBOOK FOR APOLLO ll FLIGHT CREW 
https://ja.wikipedia.org/wiki/月レーザー測距実験
http://www.moonlandinghoax.org/8.html
http://rationalwiki.org/wiki/Moon_landing_hoax

34 件のコメント:

  1. なかなかよくできているが、だ・・・
    この問題は制御の話が重要なのだ。
    それが欠如しているぜ。
    ①どうやって初めに命中させるか?
    ②どうやってそれを維持するのか?
    これが不可能なんだぜ。
    わかるかい?

    この関係の論文はたくさんあるが、すべて嘘論文だ。
    NASAからの依頼でつくられた論文だ。
    知ってるかい?
    たぶん世界の論文のかなりのものはねつ造論文だ。
    STAPやベル研の超伝導シェーン論文は氷山の一角。

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    1. サム
      わいあんです。

      制御の話、私もそういった観点で矛盾が引き出せたらおもしろいなぁと思いました。
      そういった資料ももちろん探してみたのですが、私が探した範囲では確証のとれる良い資料は見つからなかったのです。

      ここに記載された内容はソースが揃っている情報なのですが、確かに「月では1.8kmにビームが広がること」、「300兆のフォトン(光子)を含んでいること」など、絶対に分かり得ない情報が書かれているのがおかしいんですよね。

      では。
      わいあん

      削除
  2. G3です。
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14156016089でサムが「常は高周波で光量を変調して、周波数弁別で戻り光を検出するのでしょうが、この場合弁別フィルタによる遅延が問題になります。往復時間で距離を測るからです。」と言って、遅延時間の問題について述べられていますね。

    私も「遅延時間」について気になったのでちょっと意見を言わせて頂きます。
    遅延http://www.mech.tohoku-gakuin.ac.jp/rde/contents/sendai/mechatro/archive/RMSeminar_No09.pdf#search=%27%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%BF%9C%E7%AD%94%E9%80%9F%E5%BA%A6%27

    光の速度はご存知の通り、約30万km毎秒ですね。同軸ケーブルのような導線内を伝搬する速度は高速の約66%程度と遅くなります。これを速度係数といいます。http://www.mogami.com/puzzle/pzl-18.html
    この速度係数は伝搬する導線の構造や材質等により変化します。が、増幅器や弁別器などの電子回路を通る速度は同軸ケーブルを通過する速度よりずっと遅れることになります。これがサムの指摘部分なわけです。
    まだ電気の話しかしていませんが、ではアンテナ追尾システムの話に移りましょう。
    アンテナ追尾システムでは衛星(月)に対して常時対向するよう制御を行いますが、その制御をするためには衛星からの信号を受信し、ズレを検出した場合にそのズレの大きさ(位相、振幅、時間)を補正するに最適な量を即座に計算し、補正量をアンテナ駆動装置に伝達し、アンテナは即座に動作しなければなりません。この「即座に」が問題となります。先に述べた遅延が各回路(装置)に発生するからです。レーザー光受光素子から電気変換された超微弱信号は多重段プリアンプで増幅された後、アンテナ駆動用モータを起動させるためのパワーアンプ、そして電力印加後にモーターが動き始めるまでの遅延時間が発生します。問題はさらに、モーター回転運動をアンテナ駆動機構(ギヤ)に伝えるまでの運動速度および機械機構の歪による運動誤差などを考えると、「0.ナン秒~0.0ナン秒」程度まで相当遅くなります。

    これだけではありません。サムが言及している制御技術が問題です。
    参考:http://www.mech.tohoku-gakuin.ac.jp/rde/contents/sendai/mechatro/archive/RMSeminar_No09.pdf#search=%27%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%BF%9C%E7%AD%94%E9%80%9F%E5%BA%A6%27

    レーザー光を連続波(CW)として出すのか、レーダーのようなパルス波とするのかにより、信号の検知および制御の難易度がとてつもなく変わります。
    光CW波であれば、比較的容易となりますがハイパワーは無理。とするとパルス波として断続波で送信するしかないですが、受信する方は信号が無いときは何も受からない(当たり前)となります。なにもないときにもちきゅうとツキハこれはまだ、単に信号をたまたま受けただけの話で、実際にはズレを検知しなければなりません。これをパルス波でどうやって検知するのか?⇒無理です。
    ぼやぼやしていたら月も地球も動いちゃいますからね。

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  3. 先のコメントで、冗長文がありましたので、下記文を削除としてください。(削除したものとしてください。)


    「なにもないときにもちきゅうとツキハこれはまだ、単に信号をたまたま受けただけの話で、」

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  4. 制御技術において、システムの感度を上げればハンチング(行きすぎたり戻り過ぎたりの繰り返しのこと)が大きくなり、感度を下げればエラーが大きくなります。

    そもそも、アンテナ制御するための前提となる「反射信号検知」自体が不可なのにどうやって制御するの?っていう話です。

    返信削除
  5. G3です。

    遅延についての参考リンクがまちがっていました。http://toragi.cqpub.co.jp/Portals/0/backnumber/2008/07/p118-119.pdf#search=%27%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF%E9%81%85%E5%BB%B6%27



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    1. G3
      わいあんです。

      コメントありがとうございます。
      しまったなぁ、考察の部分についてはサムとG3に執筆を頼むべきだったかもしれないです。

      私が理解した内容で整理します。

      1.角度を正確に定めて光を放たなければならない
      角度がわずか 0.001 度ずれただけでも月面上では6.7kmずれるため反射鏡に光は当たらない。

      2.光が月に届くには1.3秒かかる
      1.3秒後の月面上の反射鏡を狙わなくてはならない。1秒で地球は 0.0042 度回転する。もし1秒間パルスを投げ続けるとしたら、地球の自転の秒間 0.0042 度をも考慮しながら狙いを確実にずらし続けなければならない。なぜなら 0.001 度ずれただけでも月面上では6.7kmずれるからである。

      3.地球の対流圏、成層圏などでの屈折率の変動によるズレ
      地球で放つ光は大気圏を出るときに屈折する。
      月から戻ってくる光は大気圏に入るときに同じように屈折する。
      仮に屈折率が同じだとしても、光の往復 2.6 秒で大気圏の位置はずれるため(地球の自転と公転のため)、同じ場所に光は戻らない。

      4.光を使った距離の測定は位相のずれを使う
      位相のずれを使って測定するのに、「回路内の光の位相」と「月から戻ってきた光の位相」の2つを重ねて行う。
      しかし、増幅器や弁別器などの電子回路を通る光の速度は通常の光よりもずっと遅い。このように弁別フィルタによる遅延が問題となるので、光量だけの検出しかできない。この手法で距離測定ができるかどうかが分からない。

      5.アンテナ追尾システム
      アンテナは常に月を向いているように制御する必要がある。
      レーザー反射鏡から戻ってくる光を受信中にもこのことが言える。
      しかし、電気回路を通じるため、リアルタイムとは言えど数ナノ秒単位での遅延はかならず発生する。
      求められている精度からすれば、この遅延は測定を不可能にさせる程に致命的なものである。

      6.光の種類
      レーザー光を連続波(CW)として出すのか、レーダーのようなパルス波とするのかにより、信号の検知および制御の難易度が変わる。
      どちらも一長一短があり、求められた技術の全ての機能を満たす信号は存在しない。

      もし違っていたら、教えてください。

      では。
      わいあん

      削除
  6. G3です。参考情報として、技術試験衛星VI型「きく6号」(ETS-VI)の衛星追尾システムについてのリンクをご紹介します。http://www.nict.go.jp/publication/kiho/40/002/Kiho_Vol40_SI_No002_pp233-236.pdf#search=%27%E3%81%93%E3%81%AE%E8%BF%BD%E5%B0%BE%E5%88%B6%E5%BE%A1%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%81%AF%EF%BC%8C%E6%B8%AC%E8%B7%9D%E8%A3%85%E7%BD%AE%EF%BC%8C%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E6%B8%AC%E5%AE%9A%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%81%AA%E3%81%A9%E8%A1%9B%E6%98%9F%E8%BF%BD%E8%B7%A1%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%81%A8%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E6%9C%89%E3%81%97%EF%BC%8C%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%82%89%E5%A4%96%E9%83%A8%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%8C%E8%A1%9B%E6%98%9F%E3%81%AE%E9%AB%98%E7%B2%BE%E5%BA%A6%E3%81%AA%E8%BB%8C%E9%81%93%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E9%96%8B%E7%99%BA%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%82%92%E6%8F%90%E4%BE%9B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%EF%BC%8E%E3%81%BE%E3%81%9F%EF%BC%8C%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%B1%80%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E9%A7%86%E5%8B%95%E8%A3%85%E7%BD%AE%E5%8F%8A%E3%81%B3%E7%AE%A1%E5%88%B6%E7%AB%AF%E6%9C%AB%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%81%A8%E3%82%82%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A1%EF%BC%8C%E5%9C%B0%E7%90%83%E5%B1%80%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E8%BF%BD%E5%B0%BE%EF%BC%8C%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E8%81%9E%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%97%E5%88%B6%E5%BE%A1%E5%8F%8A%E3%81%B3%E8%BB%8C%E9%81%93%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E4%BA%88%E6%B8%AC%E8%BF%BD%E5%B0%BE%E3%82%92%E8%A1%8C%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%EF%BC%8E%27

    この記事は1994年のものですが、「この追尾制御装置は,測距装置,ドップラー測定装置など衛星追跡装置とのインタフェースを有し,それら外部装置からの情報に基づいて,衛星の高精度な軌道解析を行うためのソフト開発環境を提供している.また,地球局のアンテナ駆動装置及び管制端末装置ともインタフェースを持ち,地球局アンテナのプログラム追尾,アンテナ聞のスレープ制御及び軌道解析によるアンテナ予測追尾を行うことができる.」と冒頭に記述されています。

    逆に言うと、1994年当時以前はまだ、この記述内容の技術が無かったともいえる訳で、当時よりさらに25年も前の技術については、推して知るべしです。

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    1. G3
      わいあんです。

      参考リンクありがとうございます。

      URL に書かれた「#search=」移行のユニコード文が大量ですね。

      解読しておいたので、載せておきます。
      ==============================================
      この追尾制御装置は,測距装置,ドップラー測定装置など衛星追跡装置とのインタフェースを有し,それら外部装置からの情報に基づいて,衛星の高精度な軌道解析を行うためのソフト開発環境を提供している.また,地球局のアンテナ駆動装置及び管制端末装置ともインタフェースを持ち,地球局アンテナのプログラム追尾,アンテナ聞のスレープ制御及び軌道解析によるアンテナ予測追尾を行うことができる.
      ==============================================

      いただいた文章でした。あはは。。。

      1960年代にはそのような技術はなく、無理だった。

      ということですね。

      では。
      わいあん

      削除
  7. サムだぜ

    G3兄貴も言われているが、制御に関する記述が一般の文献に欠如している。それは、どうしてかと言えば、はっきり言ってやってないからだね。

    たとえば、アポロの場合軌道計算とかコンピュータとか言われるが、ホントに大事なのは、機体の姿勢や軌道を制御する「方針」であるのだ。この方針が決まれば、プログラムに落として、コンピュータ制御すればいい。しかし、この方針が難しいか、不可能なのだ。それを嘘ついてやったように見せかけている。だから具体的なものが公表されない。これは秘密事項であるといえば聞こえはいいが。

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    返信
    1. サム
      わいあんです。
      コンピュータは「計算」するのが得意だけど、計算式は全部人間が作ってあげないと動かないですものね。
      確かに方針とか設計といった式を作るために必要なもの(理論)がすべてそろっていないといけないです。
      そのためにはどういった軌道に乗せる、どのようにエネルギーを使って軌道を抜ける、どうやってバランスを取る、これらに必要な技術を全部解決し、燃料、エネルギー、速度といったことに絡む計算式をすべて立てる必要があります。
      でも、その技術がベールに隠されているということですね。
      現実的には無理だろうということは、私にも想像できます。
      では。
      わいあん

      削除
    2. サムだぜっぜっぜーーーー
      その通り。そういう理論や手順などが難しい、というより不可能なんだ。どういうセンサ、回路をつかって、何を動せいぎょすればいいのか?これが決まらないのに、コンピュータのプログラムはない。コンピュータはこれらを制御するだけであり、まずそれらが先になければならない。しかし、この解説を見たことがない。
      コンピュータは我々が撃ち込んだプログラムを実行するだけだ。

      削除
    3. サムだぜ

      センサがあり、駆動装置があり、それらをどう結び付けるといいのか?という理論がある。
      どんなセンサが必要で、どんなものを検知すればいいのか?どんな駆動装置がひつようなのか?
      軌道や姿勢を鮮魚するにはそれらをどのように結びつければいいのか?
      これらがわかって、ようやくそれらをコンピュータに結び付け、プログラムを書く。
      つまり、コンピュータはおまけのようなものであるということだ。それ以前の仕事が大半なのだ。

      削除
  8. サムだぜ
    レーザ計測での問題は、まず初めにどうやって命中させるかだ。
    もし命中させられたとき、どうやって維持するかだ。
    通常負帰還(NFB)制御では、目標とのズレを検知し、それを小さくするように動かすように構成される。
    下図の構成になる。eが誤差である。
    しかし、レーザー測長のばあいこのeがでてこない。戻り光が弱くなったとき、どちらにづれたのかわからない。だからどちらに修正したらいいのかわからない。だから、したの構成でのNFB制御は無理だ。
    しかし、互いに動いているのでこのような制御は必要である。
    赤動儀などの開ループ制御ではまず無理だ。

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    返信
    1. サム
      わいあんです。

      レーザ計測での問題は、まず初めにどうやって命中させるかだ。

      どうやって命中させるかですが、0.001 度未満のズレにする必要があることがG3とのやり取りで分かりました。
      この角度が具体的にどのくらいのずれなのかについてちょっと確認しました。

      角度と斜辺から底辺と高さを計算
      http://keisan.casio.jp/exec/system/1177469593

      このサイトで以下のパラメータをセットします。
      斜辺c: 10(m)
      角度θ: 0.001(度)

      そうすると高さbの値は 0.00017(m)が手に入ります。
      この計算は、レーザー発射装置が仮に 10m の長さを持っていたとしたら、許せる誤差は 0.17mm ということを意味しています。

      この正確さで狙いを定める技術はさすがにないでしょう。
      不可能ですね。

      では。
      わいあん

      削除
    2. サムだぜ
      >どうやって命中させるかですが、0.001 度未満のズレにする必要があることがG3とのやり取りで分かりました。

      それもあるが、まずどうやって探すかなんだ。
      どこを狙ったらいいのかわからない。
      広い海の中のどこかに人がいる。どうやって探すのか?

      削除
    3. サム
      わいあんです。

      狙ったものを打ち込む技術ではなくて、探し出して見つける技術ですね。

      ピンポイントでレーザー反射鏡を見つけ出さなくても、周辺 2km 以内に打ち込めばいいってことになります。
      望遠鏡でどのぐらい詳細に観測できるかは参考データがないのでちょっと分からなかったですが、月の直径は 3474km なのでつまりは 1737 分の 1 を正確に見分けて間違いなく狙う必要があるということになります。(もちろん直径だけで言っているので面積にするともっと精度をあげなくちゃいけない)

      月を直径 10cm の円と考えたときには、0.05mm を確実に寸分くるわず見極めなければならないということになりそうです。(もちろん 30cm の円なら 0.15mm)

      10cm でも 30cm でもどっちでも良いですが、これが現実的にできるのか?というのがサムの指摘ですね。

      では。
      わいあん

      削除
    4. サムだぜ
      違うんだって
      >ピンポイントでレーザー反射鏡を見つけ出さなくても、周辺 2km 以内に打ち込めばいいってことになります。

      だから、どうやってそれ見つけるの?
      うーーーん
      バカヤローーー
      死ね!

      困っちゃう・・・もう
      わかれ!

      削除
    5. サムだぜ
      うーーーん
      ちがうんだぜ!
      それでは
      http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12163104747
      の中の回答と同じだぜ。
      それなNASA信者の回答だぜ。
      その経度、緯度がわかったとしても、そこにどうやって光を当てるのか?という問題だぜ。
      当てるべき場所の座標がわかっていても、そこにどうやって光を当てるか?
      わかるかい?
      なぁ・・・

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    6. その座標を入力すれば、そこに当ててくれる装置はない!
      わかるかい?

      ①捜す
      ②NFBで追尾する

      しかないんだぜ!

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    7. サム
      わいあんです。

      サムがどのポイントで反射鏡の矛盾を突きたいのか、私には分からないです。

      上からもう一度見直してみますね。

      【サムの反射鏡に対しての主張】
      ①まず初めにどうやって命中させるかだ。
      ②それもあるが、まずどうやって探すかなんだ。
      ③だから、どうやってそれ見つけるの?
      ④そこにどうやって光を当てるのか?という問題だぜ。

      ①と④の主張はまったく同じなんです。

      私は①と②は明確に矛盾があり不可能であることを書きました。
      しかし、サムはそれを受け入れませんでした。
      その上で出てきた③には矛盾点がなく、この点だけで考えればアポロ肯定派の主張が正しくなることを私は書きました。なぜなら、座標を指定することでターゲットを見つけることができるという論理がありうるからです。

      >NASA信者の回答だぜ。

      それにもかかわらず、この指摘はあんまりです。
      私の①と②の説明はどこに行ってしまったのでしょうか?

      >その座標を入力すれば、そこに当ててくれる装置はない!

      話が①に戻っています。
      これは上の 8.a で既に書いたことなのです。

      あと、私には NFB と言われても、残念ながら分からないです。

      では。
      わいあん

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    8. サムでーーーーーす
      ーーーーー
      座標を指定することでターゲットを見つけることができるという論理がありうるからです。
      ーーーーー
      ここなんだよね。ここがみんなわからない。NASA信者は皆そう考えている。
      では、その機械に座標を入れると照準がそこに合うということだ。月の動き、地球の自転もいれて?そんな機械はない。必ず誤差がでる。この誤差が数km以下でなければいけない。もっといえば。100mくらいでなければいけない。光線のスポットの周囲は暗くなるからだ。
      必ず誤差が出る。机上の空論ではないからだ。
      それと、座標は月にくっついているもので、それ自体も動いているし、地球も動いている。これはどうする?もっと誤差が出る。
      望遠鏡の追尾装置(赤道儀)
      http://ryutao.main.jp/tips_howto2.html
      でたとえば月をみたとき、画面で0.01mmしか動かなかったとする。がぞうであればこれで十分。画面上で月の直径が100mmだったとする。
      直径は34743000m
      だから、0.01mmは
      34743000*0.01/100=34743m
      で34kmも動いていることになる。

      これわかる?

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    9. サム
      わいあんです。

      サムが伝えたいこと、よく分かりました。

      「座標をベースに見つける」ことと「標準を合わせて狙いを定める」ことはまったく別の問題なのです。

      座標をベースに見つける ・・・ 上でいうところの③の問題
      標準を合わせて狙いを定める ・・・ 上でいうところの②の問題

      ②の問題の時に私はこのように書きました。

      >月を直径 10cm の円と考えたときには、0.05mm を確実に寸分くるわず見極めなければならないということになりそうです。

      今サムが話していることと、内容は一緒ですね。
      数値は少し違いますが、可能か不可能かを考えるための難易度は変わらないのではないかと思います。

      では。
      わいあん

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    10. サムでちゅ
      NFBとは負帰還のことで、目標との誤差を検出し、それを=0にするように駆動すること。

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    11. サム
      ではどうやって探す?
      必ず初めはずれているとしたら。
      考えてみんしゃい!

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    12. サム
      わいあんです。

      >ではどうやって探す?
      >必ず初めはずれているとしたら。

      この話は③の問題なので、既に私の答えを出しました。
      座標が明確に分かっているのです。冥王星の十倍の大きさなのです。
      当たりはずれの問題ではなくて、位置を指定するだけです。

      あとは「探す」という言葉の解釈です。
      サムは「目で見て探し当てること」を指しているかもしれません。
      しかし、科学的には「座標をベースにターゲットを指定したら探す行為は終わり」と捉えるかもしれないのです。

      アポロ肯定派も私も「探す」ことの解釈は一緒で、「座標をベースに指定したら探す行為は終わり」なのです。

      この点で争うのは得策ではないと思います。

      では。
      わいあん

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    13. サム
      そうか・・・
      そこがちがうんか・・・
      誤差は考えられない、ということ?
      それだと、そういうものは作れないよ。
      現実にないもので考える、ということだね。

      であれば着陸も可能。現実に作れなくても想定だけすればいい、
      ということだね。

      しかし、現実を離れてはいけない・・・

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    14. サム
      わいあんです。

      前提条件が揃ってみんなが同じベースラインに立ったので良いことだと思います。

      >誤差は考えられない、ということ?

      サムの視点は正しいです。
      それが②の問題と③の問題の大きな違いです。

      (座標で)ターゲットを指定するのはたやすいです。(③の問題)
      しかし(レーザーが当たるように)狙いを定めるのは不可能なのです。(②の問題)


      >であれば着陸も可能。現実に作れなくても想定だけすればいい、

      今まで私たちはNASAが作った想定のものをいくつも見てきたじゃないですか?
      ・バランスを自在に操る想定の制御スラスタ
      ・噴射が不要で月に行ってこれる想定の自由帰還軌道
      ・まったく音がしない想定のエンジン

      想定では着陸ができるように作り上げられたけど、現実は作れない、不可能というのがサムの主張じゃないですか?
      んもう。。。

      では。
      わいあん

      削除
  9. サムだぜ

    難しい問題は、一筆書きは不可能。
    このページはコメントが補っている。
    それでいい。
    多くの章に分けなくてはいけない。

    ニーチェの本はその典型だ。
    あの書き方は、難しい問題を扱うのに適している。

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    1. サム
      わいあんです。
      みんなとのコメントのやり取りで私もいろいろと整理できてきました。
      ややこしく考えなくても、今はそれでいいのかなと思います。
      では。
      わいあん

      削除
    2. サムだぜ

      バカヤロー

      俺のコメントのコメントではない
      書き直せっぜっぜっぜーだ

      まじめにやれ!
      コノヤロー

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    3. サム
      わいあんです。
      コメントありがとうございます。
      ニーチェの本を知っていれば私ももっと気の利いたそして(サムにとっても私にとっても)もっと適切なコメントができたかもしれないのですが、知らないので私なりの感想を述べました。
      もしそれが理由で私の感想が不満に届いてしまったのであれば、残念なことです。
      コミュニケーションを楽しくするには、そういうこともあるという割り切りも、ときには必要なんじゃないかと私は思います。
      では。
      わいあん

      削除
    4. わかったぜ、
      わるかったぜ
      ワイアン

      ーーーーーーーニーチェが好きなサム

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  10. >この計算は、レーザー発射装置が仮に 10m の長さを持っていたとしたら、許せる誤差は 0.17mm ということを意味しています。

    1.月に向かうパルスは直径3.5m、厚さ2cmで月に向かって放たれます。
    2.大気は1秒角かそれ以上のビームの分散を引き起こします。
    3.1秒角は月では1.8kmに広がります。そのため、月でのビームは2kmに及びます。

    何故、「誤差は 0.17mm」 、にこだわるの?

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