アポロ計画捏造説#79 インドの宇宙開発とその疑惑

アポロ計画捏造説#78 では、中国の宇宙開発とその疑惑についてまとめました。

次はソ連、アメリカ、日本、ESA、中国の次に月にたどり着いたインドの宇宙開発について調べてみたいと思います。

ミッション名 機関 打ち上げ日 ミッション終了日 目的 特記事項
(主にアポロとの関わり)
チャンドラヤーン1号
インド宇宙研究機関
2008.10
2009.8
月周回軌道
アポロ15号着陸跡撮影(2009.9)


歴史

インドの宇宙開発は1960年代に始まりました。1961年にインド政府は原子力省に宇宙開発を担当させ、1962年にはインド国立宇宙研究委員会(INCOSPAR)を設立しました。1962年から63年にかけて、科学者団はNASAに滞在し、観測ロケットの技術を学びました。また、1964年にはフランス国立宇宙研究センター(CNES)と契約を結び、ロケットを製造するためのライセンスを取得しました。
1969年にアーンドラ・プラデーシュ州で発射場を建設することになったのですが、アメリカは協力を拒否し、フランスの技術支援で建設を行いました。この発射場は現在サティシュ・ダワン宇宙センターとなっています。1971年に初めて観測ロケットの打ち上げに成功しました。このときアメリカはアポロ13号まで打ち上げていました。

1972年から国産の打ち上げロケットの製造に着手しました。
1975年にはインド初の衛星がソ連のロケットで打ち上げられました。
1977年にフランスと宇宙協力協定を締結し、1978年にはアメリカと協定を締結しました。
1980年に初めて国産ロケットの打ち上げが成功しました。
1984年にインドとアメリカは技術移転契約に調印したのですが実現は困難でした。アメリカは東側諸国への技術流出を恐れていました。
1984年にソ連のロケットで初のインド人宇宙飛行士が宇宙に11日間滞在しました。

その後もロケット開発は続けられましたが、世界的には遅れを取っており、また失敗もかなりありました。

1993年インドはロシアからロケットエンジンのライセンスを得る予定でしたが、アメリカの圧力によりロシアは技術移転を拒否しました。

2007年に月を対象とした共同科学ミッションのためにロシア連邦宇宙局と10年間の契約に調印しました。
2008年にインド初の月探査機チャンドラヤーン1号を打ち上げ、成功しました。


アポロ着陸地点の映像

2009年9月にインド宇宙研究機関(ISRO)はアポロ15号の着陸地点の3D画像を公開し、アポロ計画が事実だと説明しました。

1つ目の写真
ISROの説明によると、明るくなっている部分がアポロ15号の着陸でできた痕跡で、月面車のわだちの跡も確認できるということです。
着陸地点についてはおそらく真ん中の一番明るいところだと思うのですが、明確にポイントされた資料は見つかりませんでした。

2つ目の写真


チャンドラヤーン1号の疑惑

こちらが一番おもしろい映像です。
チャンドラヤーン1号の月面上空でのフライバイの3D映像です。
チャンドラヤーン1号に搭載されたTMCカメラの映像から生成したムービーです。
  • 高度100kmからの映像です(100mではありません)
  • 途中で急旋回します(飛行機ではありません)
  • 映像がちぎれて終わりました(アニメーションだからね)
月面上空100kmで飛行していた宇宙船の写真から生成したとはまったく考えられないアニメーション映像でした。


考察

インドの宇宙開発は米ソ日欧に比べてずいぶんとおくれをとってスタートしました。
近年までそれは続いていましたが、2007年にソ連と共同で研究することを決めて翌年2008年にいきなり月ミッションを成功させました。技術革新の仕方が異常です。

また、月面映像はCGアニメーションが使われていました。
アポロ15号の着陸跡の映像も3D映像ですから、そもそもオリジナルデータではなくCG生成したことを意味しています。いくらでも偽造ができます。


証拠として公開したものに疑惑があり、インドも間違いなく偽装でした。

アポロ計画捏造説#80 につづく

参考URL
Wikipedia - インドの宇宙開発
http://www.vssc.gov.in/VSSC_V4/
http://gizmodo.com/5352410/indian-probe-takes-clear-photo-of-apollo-15-hopefully-smashing-conspiracy-theories-forever
http://www.afpbb.com/articles/-/2637112
http://www.vssc.gov.in/VSSC_V4/index.php/chandrayaan-1/55-science/1005-chandrayaan-1mission

7 件のコメント:

  1. 差っすが―
    そのとおりだぜ!

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    1. コメントありがとうございます。
      チャンドラヤーンの偽装については、アポロ15号が撮影した写真の風景とチャンドラヤーンの証拠映像の比較から矛盾を導くのではなく、インドの宇宙開発技術能力とアニメーションの証拠映像から矛盾を導くことにしました。
      いずれにしろ、インドも偽装と言う結論です。
      わいあん

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  2. >こちらが一番おもしろい映像です。
    これはおもしろいね!
    よくまぁ、こんなものを公表するもんだ。
    100kmとは思えない!
    NASAからのアドバイスがあったのかもしれない。

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    1. 私はNASAからのアドバイスがあったらもう少しましなんじゃないかと思いました。
      わいあん

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  3. チャンドラヤーン1号の疑惑
    の動画を見てみた。
    地平線の平均とある地点(カメラからある距離の点)の月面の平均の距離が100kmであるということだ、
    動画を見ているとこの距離が50km位変動している。
    ということは50kmの起伏があるということだ。
    エベレストの6倍の起伏がある???
    おかしい・・・

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    1. 参考にかぐやの月面上空100kmからの写真がこちらです。
      http://xlii.sblo.jp/article/6584716.html
      やっぱりいろいろとおかしいですね。
      わいあん

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  4. テクスチャ張った状態のモデルを見て凹凸を判断してはいけません
    平面に見えるガンプラだのの実例を見ればわかる通り、この場合判別に必要なのはポリゴンデータですね
    さらに言うならばこの映像はあくまで高度100キロで撮影された画像で生成されたものですので、この映像のカメラ自体の撮影位置がない以上、無駄な論議です
    なのでこれで語ることはナンセンスとしか

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